2010年11月26日

『プラスアクト・ミニ』第11号の福田麻由子インタビュー

『+act.mini(プラスアクト・ミニ)』(ワニブックス発行)第11号の29ページに、日本テレビのドラマ『Q10(キュート)』で富士野月子を演じる福田麻由子さんのインタビューが載っています。

【引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました。)】

 ごく普通の高校生がロボットの女の子と恋に落ちる・・・。ありふれた日常を悶々(もんもん)と過ごしていた高校生深井平太は、Q10というロボットの登場によって、毎日がキラキラしたものに変わっていく。二人の恋の行方、そして同級生達が抱える心の闇(やみ)・・・。いくつものストーリーが交差する群像劇が誕生した。

 第2話で、Q10が映った写真アルバムを眺めていた謎の存在・富士野月子(ふじの・つきこ)。果たして彼女は何者なのか・・・。そんな物語の鍵を握るであろう注目人・富士野月子を演じる福田麻由子に、インタビューを敢行した。(文・池上愛)

 福田「プロデューサー河野(かわの)さん、脚本(きゃくほん)の木皿さんが手がけているドラマ『セクシーボイスアンドロボ』は、何十回も見た大好きなドラマなんです。奇想天外なことばかり起こることで、誰もが同じように持っている気持ちのようなものが、逆にストレートに伝わってくる作品だなと思っていて。ニコ役の大後寿々花さんのお芝居も本当に素敵(すてき)で、大後さんの演技は凄(すご)く憧(あこが)れます。それに『野ブタ。をプロデュース』も毎週楽しみに見ていました。だから、同じチームのこの作品に参加できることが凄く嬉(うれ)しいんです。世界観(せかいかん)も本当に素敵だし登場人物一人一人が凄く魅力的(みりょくてき)に描(か)かれた作品だと思います。

 私が演(えん)じる富士野月子は、引きこもりの高校生という設定。スタッフの方からは「謎(なぞ)な感じで」と言われているんですが、その通り”謎”な存在です。台本を読んでいる私にとっても、まだまだわからない部分ばかり。ストーリーを想像(そうぞう)しながら演じているので、そこがとても難(むずか)しいですね。月子は家にいることが多いので、どういう私服(しふく)にするか、衣装(いしょう)についてたくさん話し合いを重(かさ)ねました。撮影(さつえい)はまだ4日しか参加していないのですが、とにかく緊張(きんちょう)しました!初めのほうは1話(いちわ)につき何シーンかしか登場しないので、作品の持つ空気感(くうきかん)を壊(こわ)さないように、そして少ないシーンの中で、いかに月子を出していくかその二つを意識(いしき)して演じるようにしています。また、個性が強い役だからこそ、やり過(す)ぎないで自然に演じることも大切だと思っています。今までにない役柄(やくがら)で難しいですですけど凄く面白いです!”難しい”と”面白い”という二つの気持ちが交差(こうさ)する、そんな不思議(ふしぎ)な感覚(かんかく)を楽しみながら演じています。

個人的(こじんてき)なことですが、私は今年、高校生になりました。中学のころに比べると、以前より他人の前で自分を見せられるようになった気がしています。それに、ほんとに個性(こせい)(ゆた)かな人達が身近に多くて、よく周りを気にするようにもなりました。だから演技をする時、同じ学校の友達の動(うご)きや話し方を色々と思い出すことがあるんですよ。台本を読んでみて思ったのですが、月子は冷めているように見えて、実は他人よりも温(あたた)かい心を持っている人なんじゃないかなあと。だから、月子にもいずれ友達が出来るといいなと願(ねが)っています(笑)。そして私自身も、もっとたくさんの役者さんとお芝居がしたいです。月子はひとりでのお芝居が多いので、みなさんのお芝居を見るのが、この先とても楽しみです。

私は読書が大好きなのですが、川上未映子さんの本はお守りとしていつも『Q10』の現場にも持っていきます。川上さんの本ではないのですが、今は『百年の孤独(こどく)』(ガブリエル・ガルシア=マルケス著)を読み始めたところです。本を選ぶときは好きな作家さんのものを選ぶか、タイトルに惹(ひ)かれたものを選びます。面白い本はタイトルも素敵だと思います。

『Q10』の劇中(げきちゅう)セリフでとても共感する言葉(ことば)があって。平太が1話のプロローグでつぶやく「俺(おれ)じゃなくてもよかったんじゃないか?」というセリフなんですが、このセリフは私もよく感じることで凄く共感しました。このほかにも素敵なセリフがたくさん詰まった作品が『Q10』なんです。実は私、、”時が変えてしまうもの”と”時が経(た)っても変わらないもの”、この二つが作品の根底に描かれているんじゃないかなと感じているんです。台本は最後まで出来上がっていないのですが、月子がQ10カギを握(にぎ)っている・・・と個人的には思っているので、きっと面白い展開が待っているはずです。今後どうなっていくのかは私にもわかりません。月子にも友達が出来れば・・・という願望(がんぼう)だけでなく、この先、クラスメイトがお互いのことをもっと好きになってくれたらいいなと思います。」

ふくだ・まゆこ
1994年8月4日生まれ、東京都出身。
2000年『Summer Snow』でドラマデビュー。その後、『女王の教室』で注目を浴び、『Little DJ 〜 小さな恋の物語』『L change the World』『犬と私の10の約束』『ヘブンズ・ドア』など、立て続けにヒロイン役を務める。
所属事務所フラーム公式サイト http://www.flamme.co.jp/home/


作品紹介
『Q10』
 高校三年生の深井平太(佐藤健)は、子供のころから身体が弱く、どこか人生を諦(あきら)めてしまっていた。そんな中、ひょんなことからロボットの女の子・Q10(前田敦子)と出会う。いろんな謎をかかえながらも、平太はQ10のお世話係としてQ10にさまざまなことを教えることに。ハチャメチャな言動のばかりのロボットQ10との関わりで、平太は何かが変わっていく。そして、自分がQ10に恋をしていることに気づくのだった・・・

脚本 木皿泉(『野ブタ。をプロデュース』『セクシーアンドボイスロボ』ほか)
音楽 金子隆博
演出 狩山俊輔
プロデューサー 河野英裕
出演 佐藤健 前田敦子(AKB48)連佛美沙子 賀来賢人 柄本時生 
   高畑充希 細田よしひこ 福田麻由子 光石研 
   西田尚美 松岡璃奈子 池松壮亮 白石加代子 田中裕二 
   小野武彦 薬師丸ひろ子 ほか
日本テレビ系 毎週土曜 夜9時〜9時54分放送。
   

【引用ここまで↑↑↑】

★画数の多い漢字を太字にすると読みにくくなると思うので、そのような漢字には振り仮名をつけました。
posted by mayuko at 15:39| 雑誌に出た福田さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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