2010年12月23日

『読売新聞』2010年12月21日朝刊の福田麻由子インタビュー

『読売新聞』2010年12月21日の朝刊13面の
「2010 ベストセラー & 話題の本特集」に
福田麻由子さんのインタビューが載っています。

【引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました。)】

発売から半年足らずで100万部を突破した『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』、昨年のベストセラーの続編となった村上春樹の『1Q84 (3)』、本屋大賞を受賞した冲方丁の『天地明察』など、今年も話題作に尽きませんでした。皆さんはお気に入りの一冊を見つけられたでしょうか? 女優・福田麻由子さんに、自身の読書体験について語ってもらうと、とても女子高校生とは思えない意外な素顔が見えてきました。

女優・福田麻由子さんはまだ16歳にもかかわらず、夏目漱石からドストエフスキー、サルトルやカントなども読みこなす。小説や哲学にはまった契機は、中学2年生のときに出会った川上未映子だったといいます。
福田「あるインタビューで ”言葉は記号でしかないから、自分の思っていることを表現しきれるものではない” という意味のことを仰(おっしゃ)っていたんです。私も、人と話すとき、お芝居をするとき、伝えたいことは沢山あるのにうまく伝えられなくて、心にもやもやとしたしこりが残る感覚があったので、『この人なら自分の気持ちをわかってくれる!』と共感できたんです。」
芥川賞受賞作の『乳と卵』を始め、著作は何度も何度も、好きな作品は30回も繰り返し読んでいるそう。哲学にはまったのも、哲学科出身の川上氏の影響だそうです。
福田「読んですぐに理解できてしまうような本よりも、哲学書のようなうんうん唸(うな)りながら読む本が好きです。夏目漱石の『我輩(わがはい)は猫である』を読んだときも、巻末の脚注(きゃくちゅう)と本文をいったりきたりしながらで大変でしたが、とてもおもしろかったです。」
古典文学だけでなく、村上春樹、村上龍、町田康などの現代文学も大好きで、「鞄(かばん)に本を詰(つ)めすぎて重くなってしまうんです・・・」と悩む日々だといいます。
福田「小説とエッセイを同時進行で読むからかも。それでも、まだまだ『読まなきゃいけないリスト』がありすぎて困っているんです。本屋に行くと2、3時間はあっという間(ま)に過(す)ぎてしまいますね。」
読書の幅を広げようとしているのは、父親のあるアドバイスがあったからだそうです。
福田「今でも気を抜くと好きな本を読み返してしまうのですが、『好きな作家=信用している、ということで、それは時間が経(た)っても変わることはない、でも、好きな作家を見つけられるのは若いうちしかない』と父に言われて、なるべく多くの作家の作品に触(ふ)れようと思っています。普段は読まない小説以外の本も父から借りたりしていますよ。いまは、『これからの「正義」の話をしよう』を読んでいます。」
読書は「日常の一部」だと福田さん。中学生の頃から、考え方も変わったといいます。
福田「本を読むと、逆にバーチャルじゃない外の世界とのリアルなコミュニケーションの大切さがわかってくるのが不思議(ふしぎ)。昔は自分の殻(から)にこもりがちだったけれど、人ときちんと向き合わないとダメだなって、世界が広がった気がします。」

ふくだ・まゆこ
1994年生まれ
ドラマ『女王の教室』(2005年)、『白夜行』(2006年)、
映画『ヘブンズ・ドア』(2009年)など多くの作品に出演。
女優として幅広く活躍している。
最近の出演作は『Q10』(NTV)。

【引用ここまで↑↑↑】

★画数の多い漢字を太字にすると、字がつぶれて読みにくくなるので、そういう漢字は太字にしました。
posted by mayuko at 10:57| 新聞に出た福田さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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