2009年03月10日

『Audition』2009年3月号の福田麻由子インタビュー(2本立て)

■月刊『Audition(オーディション)』(白夜書房発行)2009年3月号には、
福田麻由子さんのインタビューが2つ載っています。

『Audition』3月号の表紙を飾ったことでのインタビュー(23ページ〜25ページ)と、
今年の春公開の映画のヒロインを務める4人の女優のインタビューの3人目としてのインタビュー(8ページ)です。

インタビュー(その1)
【引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました)】
COVER SPECIAL
福田麻由子

初めての表紙からちょうど1年、
福田麻由子ちゃんがカバーガールとして再登場。
はっとするくらい大人っぽくなった
若手実力派の大本命が向き合っている”今”・・・。

インタビュアー「ある雑誌のインタビューで、『”私・第2部”に突入した』という表現をしていたのがとても印象的だったのですが」
福田「中学2年生になったぐらいから、ものの見方とか考え方がすごく変わって、”第1部”の自分とは別人みたいに感じるんです。たぶん、人間として変わったということだと思うんですけど、それによって仕事や芝居に対する考え方も大きく変わって。たぶん、『ヘブンズ・ドア』も大きなきっかけになりました」
インタビュアー「じゃあ、以前よりオンとオフが上手に切り替えられるようになった?」
福田「撮影期間とかは、自分の中でスイッチを入れてる部分があって。そういう時期は、たまに休みがあってもあまり気が抜けないというか。心を休めてしまうと、スイッチオンにするのに時間がかかってしまうんですよね。自分なりに切り替えられてるとは思うんですけど・・・」
インタビュアー「女優としての今の目標は?」
福田「昔は、その場でしか生まれない気持ちだけを考えて芝居をしてたんです。もちろん、それを忘れたら、ただの作り物になってしまうっていうふうに今でも思うんですけど、それと同時に、ひとつの作品を作っていくからには、完成形を考えながら演じることも必要だなって。だから、そのふたつを同時に見て芝居ができるようになりたいです」
インタビュアー「監督に会う前に、台本を読んだそうだけど、その時の感想は?」
福田「勝人と春海の間の空気感とか、そういう台本では文章に書かれていない部分がこの作品の魅力だと思いました。そこを大切にしながら実際に現場で演(や)ってみたらどうなるんだろうって思うシーンがたくさんあって、”ああ、これを演ってみたいなー”って。どの作品に入る前にもそう思うんですけど、今回は特に強かった気がします」
インタビュアー「麻由子ちゃん演じる春海は、病気で長くは生きられないという難しい役どころ。演じる上で戸惑いはなかった?」
福田「ちょっと特殊ではあるけど、ひとりの人間を演じるという意味では、ほかの役と特に違いは感じませんでした」
インタビュアー「同じように余命わずかと宣告された勝人と一緒に春海は海を目指すわけだけど、その気持ちは理解できる?」
福田「時間とか自由がないからこそ、そういう挑戦ができるんじゃないかなって思います。私自身は時間がたくさんあるし、何でもできる。でも、だから後回しにしたり、挑戦しないであきらめちゃったりすることがたくさんあるなーって」
インタビュアー「もし、自分が春海だったら、同じように行動できると思う?」
福田「自分だったらって想像するのは難しいですけど・・・周りの状況とかを考えないで、今だけを見ている春海の姿はすごくカッコいいと思います。どうしても先のことを考えて行動してしまったり、人の目を気にしてしまう部分がどこかにあったりして、ホントに”今”と向き合うことって私はできてないので」
インタビュアー「では、勝人みたいな男性をどう思う?」
福田「最初は年齢の差とかもあって戸惑ってる部分があるんですけど、ずっと行動を共にしていくにつれて、春海を一人の人間として見るようになるんです。そういう、年齢とか性別とかとは違う部分で春海と向き合っているところが、すごくステキですね」
インタビュアー「二人の間には、全てを超越した愛情が感じられます」
福田「人と人の関係って、友達とか恋人とかって形が先にあって。私も最初は、どこかでそういうものを考えてから人と向き合ってることが多いと思うんですけど。もっとまっさらな気持ちで向き合うことが、きっとホントに人を好きになるということなんじゃないかなって思います」
インタビュアー「以前、本誌のインタビューでほかの人の演技を見ることができるオーディションが好きだと言っていたけど、それは今でも変わらない?」
福田「変わらないです。でも、最近はそういうオーディションに行く機会があまりないので、ちょっと残念なんですよね。”この役をこの人がやったら、こうなるのか!”というのを見るのはすごく楽しいし、面白いから」
インタビュアー「オーディションのために準備をすることがあったら教えて!」
福田「私が受けるのは、役を決めるためのオーディションが多いんですけど。ホントにまっさらな気持ちというか、その場で感じたものを出したいし、”自分の感じたままに動くと、こういうふうになるんだ”っていうのを見てもらいたいという気持ちが強いですね」
インタビュアー「今年は受験生ですね」
福田「将来のことを考えて積み重ねていくっていうことも大切だと思うんですけど。”私・第2部”に入ってから、じゃあ今って何?ってすごく疑問に思うようになったんです。ある程度、イチかバチかで挑戦してみてもいいかもしれないって」
インタビュアー「それは、お芝居をするということに対して?」
福田「そういうふうに思うようになってから、芝居に限らずいろんなことが伸び伸びと、さらに自分らしくできるようになった気がするんですよね。その反面、芝居をすることがすごく怖(こわ)くなったんです。今までは、好きで楽しくてっていうだけでやってたけど、責任感が強くなったというか」
インタビュアー「その理由は?」
福田「芝居をすることが好きだからこそ怖くなったのかなって思うから。もっともっと上を目指したいというか、良いものを作りたいという思いが最近急にすごく強くなってきて。それはツラい時もあるけど、良かったと思う部分もあるんです。どうせやるんだったら、いろいろなものを吸収したいし、精一杯頑張って取り組みたいから」
【引用ここまで↑↑↑】


インタビュー(その2)
【引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました)】

憧れのシネマガールにSPECIALインタビュー

女優に興味があるなら絶対やりたいのが「映画のヒロイン」だよね!
憧れの女優さんがどんなふうに撮影に臨んでるか気になっている人も多いはず!
そこで!今&これから公開される映画の注目のヒロインたちに、「ヒロインの作り方」をかなりまじめに聞きました。

福田麻由子さん

インタビュアー「4度目のヒロイン、そして初主演となる『ヘブンズ・ドア』の春海役は、実際に演技を見てもらって決まったそうですね」
福田「はい。台本を読んで、どうしても春海を演じたいと思いました。この映画は、勝人と春海という2人の登場人物の距離感や空気感が重要なので、現場で芝居をしたら、どういう空気や気持ちが生まれるんだろうかという点に、強く惹(ひ)かれました」
インタビュアー「アリアス監督に会う時には、役の構想はもうできていた?」
福田「その時には、自分の中に春海が出来上がっていて、早く実際に演じたいと思いました。だから、もしも演じることにならなかったら、この生まれた春海はどうなるんだろう、って思ったくらいです(笑)」
インタビュアー「台本を読んで、演じる人間が自然に生まれるのは、どういうものが元になっていると思いますか?」
福田「人って一人一人別なので、似ている人がいたとしても、そこから持ってくるというのは違うと考えています。台本を読んで自分の中にできてくる人間というのは、結局は私自身のいろんな感情が集まって生まれるものだと思うので、普段からどれだけのことを感じているか、見ているかというのが、間接的には関係があると思います。いろんな体験をして、いろんな感情が自分の中にあることが、大切なんじゃないかな、と」
インタビュアー「演じる役と、普段の自分の性格との違いは、気になりますか?」
福田「意識しないようにしています。自分の感情をベースにしてしまうと、私が変化しただけでになって、ゼロから生まれる別の人間にはならないので、私の中に生まれた、役を演じるための芯(しん)となる部分を、感じたことに従って、動いたりせりふを言ったりするように心掛けています」
インタビュアー「春海役に決まってから撮影までは時間がありましたが、その間に、役作りについて何かしたことは?」
福田「半年くらいです。その間に、長瀬さんはじめ共演の方々と本読みもしましたが、実際に現場で演じてみないと分からないことばかりでした。撮影が始まって本番を重ねていくうちに、春海のイメージが自分の中で濃くなって、安心して演じることができるようになりました。そこまでになれる助走期間をどれだけ短くできるかというのが、毎回、私の挑戦になっています」
インタビュアー「理想的な演技とはどんな演技だと思いますか?」
福田「計算では生まれない感情の力を大切にしたいと、いつも思っています。それに加えて、この作品から新しい課題になったのは、どう映っているかという、、見え方の部分を意識することです。カメラの位置を、半分は無意識ですが、気にするようになりました。いい作品を作りたいという気持ちや芝居が好きだという気持ちは、いつまでも忘れたくないです」

★★アリアス監督の目に映った麻由子ちゃんの魅力とは・・・★★
「福田さんが泣いたり叫んだりする公園のシーンの後、『そういう芝居をする時に何をイメージして芝居しているの?』って聞いた。あまりにもリアルな演技だったので。そして福田さんが『何も覚えてない』と答えた。『どういうこと』って突っ込んだら『泣ける状況なら泣いちゃうの』と福田さんが何ともない感じに答えた。彼女がそこまで「春海」の役になりきっているのを日々そういう風に気づかされた。」


『ヘブンズ・ドア』
余命わずかと宣告された勝人(長瀬智也)と春海(福田麻由子)は病院を抜け出して、海を目指す旅に出るが、盗んだ車から拳銃と大金が見つかって・・・。
主演はTOKIOの長瀬智也と福田麻由子。
アニメ映画『鉄コン筋クリート』を手掛けた、アメリカ出身のマイケル・アリアス監督が個性的な映像で映画化。
ドイツ映画を原案とする青春ロードムービー。
シネマライズ、シネカノン有楽町、新宿ジョイシネマ、
新宿バルト9、池袋HUMAXシネマほか2月7日全国ロードショー。

profile
ふくだまゆこ
1994年8月4日生まれ。
東京都出身。
ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍。
映画でのヒロインは、
『Little DJ 〜 小さな恋の物語〜』、
『L change the World』、
『犬と私の10の約束』がある。
『ヘブンズ・ドア』では長瀬智也とW主演。5月1日には出演映画『GOEMON』が公開予定。フラーム所属。
【引用ここまで↑↑↑】


posted by mayuko at 17:40| 雑誌に出た福田さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月01日

『De☆View』2009年3月号の福田麻由子インタビュー

■月刊『De☆View(デビュー)』2009年3月号(オリコン・エンタテインメント発行)の55ページに、
映画『ヘブンズ・ドア』でヒロインの春海(はるみ)を演じた福田麻由子さんのインタビューが載っています。
【引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました)】
長瀬智也(TOKIO)との共演作で新境地
福田麻由子インタビュー

インタビュアー「『ヘブンズ・ドア』出演にあたっては事前に、完成前の脚本に目を通し、監督との面接に臨(のぞ)まれたそうですね」
福田「”準備稿”でしたが、まるまる台本をいただいてオーディションを受けるというのは初めてでした。自分が演じるかもしれない春海の役づくりもしていましたから、終わったあとも、彼女は自分の中に存在していて、『もし選ばれなかったら、この春海はどうなっちゃうんだろう?』ってずっと考えていたので(笑)、決まった時は本当にうれしかったです」
インタビュアー「撮影は冬、ロードムービーということで地方でも行われたそうですが」
福田「寒かったですねー。服の中にババシャツを着て、もう一枚ババシャツを重ねて着たり(笑)、衣装さんがとても気を使ってくださって。それからカメラマンさんも『寒くないか?』とか、何を着て防寒しているのかとか、私や俳優のみなさんのことを気にかけてくださっていたので、驚きました。スタッフの方々それぞれ役割は違いますけれど、みんなでひとつの作品を作り上げようっていう気持ちがひしひしと伝わってくる・・・。寒かったですけれど、温かですてきな現場でしたね」
インタビュアー「”死”を目前にして長瀬智也さん扮(ふん)する勝人と出会い、旅を通じてさまざまなことを経験し、強い女性へと成長していく、福田さんが演じられた春海の姿が、とても印象的でした」
福田「勝人は28歳で春海は14歳。表現したかったのは年齢差よりも、二人は人と人としてつながっているということでした。今回はほぼ”順撮り”(物語の進行に沿って撮影すること)だったんですけれど、これも初めてのこと。でも、春海の感じたままを表現することができて、とても演じやすかったです。一人の人間として彼女が感じたことを、感じたまま演じることばかり考えていたんですが・・・。だんだん『少しでも上手に演じたい』っていう気持ちが出てきて。今まではとにかく役になりきって、見て、感じたまま演じていたのでそんな気持ちになったことはなかったんです。最後の方までずっと悩んでいて、気持ちのギャップを乗り越えられたとは言い切れません。でも、その”初めて”は自分にとってとても意味のあること。・・・・・・まだまだまだ今後の課題ですね。」
インタビュアー「初めてづくしの作品になったようですね。これから鑑賞する読者に、メッセージをお願いします」
福田「”死”がどうというより、”一瞬一瞬を精一杯生きている二人”の姿を描いた作品だと思います。勝人と春海の間にある何気ない空気や、それぞれが抱いている感情。具体的な形が無いそんな”何か”をスクリーンを通して感じてください」

Profile
福田麻由子(ふくだ・まゆこ)
1994年8月4日生まれ。
東京都出身。
フラーム所属。
TVドラマを中心に女優としてのキャリアを積む。
2004年に『下妻物語』でスクリーンデビューを飾る。
新作映画『GOEMON』が5月1日より公開。

『ヘブンズ・ドア』
余命わずかな二人のロードムービー
2月7日公開

死期の迫る青年・勝人と少女・春海が病院を抜け出し、
盗んだ車で海を目指す。
警察、謎の組織、死の恐怖に追われながら、
死ぬまでにやりたいことを叶え、
疾走する二人の姿が鮮烈に描かれる。
監督は『鉄コン筋クリート』のマイケル・アリアスさん。
勝人役の長瀬智也さんの抑えた演技も光る。
シネマライズほか全国にて一斉ロードショー

【引用ここまで↑↑↑】
posted by mayuko at 15:15| 雑誌に出た福田さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月26日

『CUT』2009年2月号の福田麻由子・長瀬智也インタビュー

■『CUT』2009年2月号(ロッキング・オン発行)の94〜95ページに福田麻由子さん、長瀬智也そろってのインタビューが載っています。
【引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました)】
 余命数日と知った二人の男が病院を抜け出して海を目指すというドイツ映画『ノッキン・ヘブンズ・ドア』。このロードムービーを原案に、マイケル・アリアス監督が『ヘブンズ・ドア』という新たな傑作を生み出した。身近に迫る「死」を意識するからこそ、「どう生きるのか?」ということが浮き彫りになるストーリーにリアリティを加えたのは、「男と少女」という相反する二人を演じた長瀬智也と福田麻由子の芝居の素晴らしさからに他ならない。普通に生きていたら接点がないはずの二人が徐々に絆を深めていく過程は本当に感動的で、映画ならではの幸福な化学反応がそこにあるjのだ。そんな二人にとって『ヘブンズ・ドア』とはどんな体験だったのか。たっぷりと訊いた。
インタビュアー「『ヘブンズ・ドア』は勝人と春海の物語ですが、旅が進むにつれてどんどん二人の関係性が変化していくのが感動的でした。その変化は意識されていましたか?」
長瀬「今回は極力物語の頭から順撮りをしていたので、あんまり意識していなかったですね。勝人と春海も、これだけの年の差で、どういうやりとりをしたらいいのかなって、お互い考えたと思うんですよ。結局考えても答えは見つからなかったんですけど、そうやって考えてることが答えだったんだなっていうことにようやく気づいて。僕がね、今実際にこのぐらいの少女と一緒に同じ部屋にポンって置かれたら、さて何しゃべりましょう?みたにな関係になると思うんですよ(笑)」
福田「ははははは」
長瀬「それがリアルだと思ったんです。ぼくが喋(しゃべ)ったことを、分かんなかったら分かんなかったで『ん?』て顔をしたら、それがリアルなリアクションなんですよ。で、僕が『分かんないんだったら別にいいや』みたいに思うのも、それがリアル。『本番の時までこれは取っておこう』っていうアドリブなんかもあったんですけど、彼女はそれに対してもすごくリアルなリアクションをしてくれたので、台本には載っていない空気みたいなものは作れたんじゃないかなとは思いますけどね」
福田「そうですね、私自身の話でいうと、現場はみなさん私より年上の方ばっかりなので、長瀬さんほど二人の年の差を意識することはなかったんです。だけど、やっぱりよりよいものにしたいっていう気持ちをずっと持っていたので、本番のその時にしか生まれない感情や空気を大切にしたいと思ってやっていましたね」
長瀬「結局僕らは100点を目指してやっても100点は取れないわけです。ただ、目安は作れるんですよね。だから、何となくこの辺に行けばいいなっていう目標を持ってリハーサルをこなしていくわけですけど、なるべく100点に近い部分を本番で出せるように、リハではお互いにどっか力を抜いてる部分があって。やっぱりリハーサルで本番に近づいちゃうと助走がなくなっちゃうから、いざ跳(と)んだ時に、『あ、90点だった』っていうことになるんですよね」
福田「当たり前なんですけど、春海にとってその瞬間っていうのはその時しかなくて、何回同じシーンを撮りなおしたとしてもその瞬間っていうのはその時にしかないわけじゃないですか。だから、その瞬間にしか生まれないものをずっと見ていたいし、なるべく新鮮さっていうものを持っていたかったんです」
長瀬「そうだねえ」
福田「テストではどこか頭で考えてる部分があるんですけど、本番になってはじめて春海としてその場にたって、そこで初めて感じたことを出すっていう。まっさらな気持ちでそこに立つっていうのは、もしかしたら何も生まれてこないかもしれないかもしれないからとても怖(こわ)いんですけど、あらかじめ何かを考えておいたらそれは作り物になってしまうと思うんです」
インタビュアー「二人の真剣勝負がずうっと続いていたってことですよね」
長瀬「そうっすよねえ。作りこむ大変さとか僕らの努力だとかっていうのは、けっこう紙一重で、努力しても出ないものを求めてたりしていたんですよね。30そこそこの男と少女とも組み合わせなんて、ある意味計算で割り切れない部分みたいなことだらけなわけで、その割り切れない感じが自ずとこの映画の空気になってくれているし、それに頼らない手はないって感じでしたね」
インタビュアー「それぞれの役を生きてみて、死や生について考えるきっかけになりましたか?」
長瀬「僕はいたって普段と変わらなかったです。『ヘブンズ・ドア』という作品に出会う前も、たまに『死ぬの怖えなあ』とか『死んだらどうなんだろうなあ?』とか、そんなことを繰り返し考えながら生きていたんですよね。で、役の中の勝人も、余命3日だって告げられて、『マジかよ・・・』なんて考え込んじゃうシーンもあれば、そんなこと忘れて突然わ〜って騒ぎ出すシーンもあるし、同じことを繰り返してるんです。だから、『ヘブンズ・ドア』をやったことですごく考えるきっかけになりましたけど、特に答えが見つかったというわけではもなく、また同じところに戻りましたっていう。ただ、それを考えたという事実が大事なんだと思うんです」
インタビュアー「福田さんはいかがですか?」
福田「私も長瀬さんと一緒で、この作品をやる前からそういうことはよく考えていたんです。ただ、今っていうのは本当に今しかないじゃないですか。同じ”今”というものだけ見ると、私より春海のほうが時間とも現実とも自分とも向き合っている気がします。春海は死が近いからこそ向き合えるんだろうし、私は時間がたくさんあるから逃げてしまったり、挑戦するのに躊躇(ためら)ってしまったりしている部分がたくさんあると思います。だから、今生きていることと残りの時間は、必ずしもくっついてるものではないのかなって思いました」
インタビュアー「勝人と春海は、「死」を迎えるにあたって「生を全(まっと)う」しますが、役者として役に向かう時も、作品ごとに役を全うして、作品が完成したら役から離れるということを繰り返していると思うんです。そこには「役を死なせる」という感覚があったりするんでしょうか」
長瀬「うーん、ぼくは「役を死なせる」っていうほど、自分が演じる役と自分は遠くないと思ってて。あくまで自分の身体を通して変換してるわけだから、自分にもその役の要素はあると思うし、自分の中で生き続けるということだとおもうんですよね。だからその人の気持ちを忘れるわけでもなく、どういう奴かっていうのも、どんな時でも入ってると思うんです。そういう意味では、30歳の今の僕にしかできないこともあるだろうし、まだぼくにはできないものも沢山あるだろうし、もう既にできないものも沢山あるだろうし。けっこうぼやっとした感じだと思うんです(笑)。でも、僕らはそういった役に対する意識というより、作品を通して何を訴えかけるのかっていう意識のほうがデカいんだと思うんですよ。自分の身体を通して誰かになりきって、どういう生活をしてどいう思いをして、どういう表情をしてどういう言葉を発して・・・っていうことの繰り返しで何かを伝えるわけですから。自分の中でキャラクターを作るというのは、あくまで手立てのひとつに過ぎないんだと思うんですね。身体のスイッチを押して、カチッ、はい役にはいりました、みたいなことではないわけですからね」
インタビュアー「なるほど、福田さんはいかがですか?」
福田「自分の中に春海がいたことによっていろんなことが起こって、いろんな感情が生まれたんですね。その感情が生まれた場所自体は、普段の私と春海とで場所が違うかもしれないけど、結局私の中で生まれて外に出ていったっていう意味では同じなんだと思います。そういう意味では、役が自分の中にあったっていうこと自体が消えてしまうわけじゃないし、それによって自分自身が変わっていってる部分も沢山あると思うから、一つの役をやる前とやった後で、私自身の変化は必ずあると思います」
インタビュアー「二人の感情に合わせて景色が変化していくなど、独特の世界観がありましたが、マイケル・アリアス監督ならではの演出ってどんなところがありました?」
長瀬「最初はね、アニメをやってた人っていうことで、画的にリアリティに欠けるものを選択肢として取るのかなあと勝手に思ってたんですよ。そしたらそれが全然逆で、彼らはアニメっていう制限がない世界のなかで、いかにリアリティを追求するかっていう方たちなんだなっていうことに途中で気づいたんです。そういう監督だからこそ、実写でもよりリアルなものを求めていて、なるほどなあと思って」
福田「そうかもしれないですね」
長瀬「台詞(せりふ)のやりとり云々(うんぬん)よりも、台詞の間の空気だったり、僕らの人間的なぼやっとした部分をすごく大事にフィーチャーしてるような気がしましたね。あとは、洋服の色だとか空とか色のタッチとか、全体を通しての演出も、観点が全ておもしろいんですよ。僕らに対する芝居の要求も、ちょっとおもしろかったような気がします。今考えてみたら」
インタビュアー「リアルというものを追求しつつも、画づくりの観点はちょっと違うものをもっていたんですか。」
長瀬「あのー、映像全体をパッと見たときに、スパイスになる要素とかアクセントって、けっこう大事じゃないですか。で、監督みんなの中に『こうすればこう見える』っていうセオリーがあると思うんですよね。でも、マイケルはその型を崩していくんです。たとえば、勝人と春海の二人のやりとりがあって、自分たちの中で『この台詞とこのリアクションはキーポイントだな』って思いながらやる場面があるとするじゃないですか。そういう時大抵の映画監督はアップでちゃんと見せ場を作るんですけど、彼の場合はそういう時に限ってドーンって引いたりするんです。モニター観て『ちっちゃ!』みたいな(笑)。『今どういう表情してたんだろう?あのちっちゃい俺は?』みたいな(笑)。そういう観点がすごくおもしろかったですね」
インタビュアー「そういう監督の下(もと)で役を生きるというのは、どんな経験でしたか?」
福田「監督の中にも春海の気持ちがあったので、一緒に春海を作っている感じが、すごく素敵だったんです。それに、どういう画が撮りたいのかっていうことを私にもちゃんと話してくださったので、役の感情として動くことはもちろん大事だけど作品というものを作っている以上、どういう画になるかを意識しなきゃいけないということに気づけた作品でもあるんです。監督や撮るスタッフ側は役者がどういう気持ちなのかっていうことを考えて、芝居をする私達はどうやって撮るのかっていうことを考えながら作品づくりをするのはすごく素敵だなあと思いましたね。それは自分の中ですごく大きな気づきでした」
長瀬「僕は今までドラマとか映画をちょこちょこやらせてもらったんですけど、ある意味自分も固定観念に縛られてた部分があるんだなって思いましたね。だからマイケル・アリアス監督と仕事をして開放された部分があったし、もともと正解なんてないんだから、自分が感じた正解を貫き通すことの大事さが分かりました」

『ヘブンズ・ドア』
アスjミック・エース配給
2009年2月7日公開
【引用ここまで↑↑↑】

☆☆『CUT』誌は1月号でも、福田さんとマイケル・アリアス監督の共同インタビューを載せています。1月13日の『福田麻由子情報』に収録してあります。
posted by mayuko at 17:05| 雑誌に出た福田さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月20日

『TVstation』2009年4号の福田麻由子・長瀬智也対談

■『TVstation(テレビ・ステーション)』(ダイヤモンド社発行)2009年4号(2月7日から2月24日のテレビ番組表掲載)の28ページに、映画『ヘブンズ・ドア』で共演した福田麻由子さんと長瀬智也さんの対談が掲載されています。

【引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました)】
長瀬「最初に出来上がった作品を観たのは、撮影から4〜5ヵ月くらい経った去年の8月だったかな。『編集の力ってすごいな』って思うほど、化けてた。映像の色とかも、僕らに合わせて編集してくれているのがわかったし、監督のこだわりも感じましたね。でも、一番大変な思いをしたシーンがカットされちゃったんだよね。それに麻由子ちゃんがショックを受けて、それを見て僕がさらにショックを受けるっていう(笑)」
福田「でも、もしあのシーンを撮っていなかったら、その後のお芝居はできなかったのかなと思うので、やれたことはよかったと思います」
長瀬「海を目指して、夜の山道をオープンカーで走るシーンだったんだよね。ただ走るだけなんだけど、そこには2人のやりとりがあってね。でも、作品全体を見たときに重かったみたいで・・・(笑)」
福田「はい(笑)。この作品は、ロードムービーって言われますけど、今日があって明日があるとか、このシーンがあって次のシーンがあるとか、そういう流れの中にあるんじゃなくて、一瞬一瞬でも、勝人(長瀬)と春海(福田)が生きている時間があって、それと一緒に観る方も旅をしている気持ちになるっていうか・・・うまく言えないんですけど、そんな感じがして。一瞬の映像でも、つながるとこんなふうに見えるかっていう驚(おどろ)きもありましたし、すごくステキな作品だと思いました」
長瀬「いいこと言うね! 麻由子ちゃんは、僕より10歳以上も年下だけど、しっかりしてる。僕は、すっかり親戚のオッサンみたいな気分で(笑)、『好きな歌手は?』とかいろいろ聞いたよね。かなりいっぱい話したよね。」
福田「あと、撮影がちょうど学校のテスト前だったので、英語のプリントから問題を出してくれたり(笑)」
長瀬「あれは邪魔しただけだった(笑)。でも、撮影現場の雰囲気がよくて、心底笑えることが何度もあったね。余命3日と宣告された勝人の気持ちになってヘコむこともあったけど、撮影の合間でも本番でも『ヘブンズ・ドア』にしかない空気感があったと思う。ところで、何度も答えてきた質問だけど、余命3日と言われたら麻由子ちゃんは何をする?」
福田「私は一度だけ舞台をやらせていただいたことがあるんですけど、それがすごかったんです。よく役者さんが、舞台はお芝居の原点だっておっしゃいますけど、その意味が少し分かったというくらい、いろんな意味で感動できて、現実的に考えたら、稽古(けいこ)とかしなくちゃいけないんで3日では無理なんですけど(笑)、もう一回舞台に立ってお芝居がしたいなあと思います。長瀬さんは?」
長瀬「僕は、一回でいいからマルイジャムとか109とかで買い物がしてみたい。ああいうファッションビルって、僕らは入りにくいじゃない。普段、なかなか見られない世界があるんじゃないかなと思うので。だけど、余命3日って言われても、望みは身近なところになっちゃうよね。高級車を買ってどうこう・・・とか大きなほうにはいかない。だから、勝人と春海が海を見るって決めてオープンカーで旅をするっていうのは、すごくリアリティがあると思う」
福田「死と隣り合わせの状態にある勝人と春海のことを私の目線で考えても現実的じゃないから、『この2人はどうなるんだろう?』とか、表面的に考えてしまいがちで。だけど、目的にリアリティがあったから、私も春海として感じたままに演じることを大切にしようって思えました。多分、そうできたんじゃないかと思っています(笑)」
長瀬「僕も、撮影中に「死」というものについていろいろ考えたりもしたけど、納得するとか折り合いをつけるって簡単にはできないと思った。実際、立ち止まっている暇もない世の中だと思うし。でも、そんな人生だからこそ、一生懸命楽しくやるしかないんじゃないかって」
福田「はい、分かる気がします」
長瀬「あとね、それまで「死」というと、ツラいとか苦しいとかっていうイメージだったけど、実は、扉を開けて次の場所に向かうことかも知れないとも思えた。タイトルにも主題歌にもそういうメッセージがあるけど、その感じがすごくいいと思うし、本当にそうであってほしい。この作品に出会って、そんなふうに思えるようにもなったかな。観てくれる人が、少しでもそんなことを感じてくれたらうれしいね」


『ヘブンズ・ドア』
STORY
勤め先の工場から突然解雇を言い渡された勝人(長瀬)は、退職金と一緒に健康診断の結果を渡され、そこには大至急再検査するよう書かれていた。そして勝人は余命3日と宣告される。そんな彼を見つめる少女・春海(福田)。彼女もまた、余命1ヶ月の命だった。海を見たことがないという春海のため、病院を抜け出す2人。しかし、盗んだ車には拳銃と大金が積まれており、2人は警察と謎の組織から追われるハメに。

監督:マイケル・アリアス
原案:『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』
出演: 長瀬智也、福田麻由子、長塚圭史、大倉孝二、
和田聰宏、黄川田将也、田中泯、三浦友和

2月7日(土曜日)全国ロードショーシネマライズ、シネカノン有楽町、新宿ジョイシネマ、新宿バルト9、池袋HUMAXシネマほか

【引用ここまで↑↑↑】
posted by mayuko at 11:18| 雑誌に出た福田さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月18日

『TVnavi』2009年3月号の福田麻由子インタビュー

■月刊『TVnavi(テレビナビ)』(産経新聞社発行)2009年3月号の213ページに映画『ヘブンズ・ドア』でヒロインを務めた福田麻由子さんと共演の長瀬智也さん二人一緒ののインタビューが載っています。


【引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました)】
ある日突然、余命わずかと宣告された勝人(まさと)は、病院で出会った不治の病の少女・春海(はるみ)とともに、彼女がまだ見たことがない海を目指して旅に出る・・・ボブ・ディランの同名曲から生まれたドイツ映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』を原案に『鉄コン筋クリート』のマイケル・アリアスが実写を初演出。その映画『ヘブンズ・ドア』で共演した長瀬智也と福田麻由子。16歳の年の差コンビの父娘のち母と息子というシーンとは・・・。


インタビュアー「お互いの第一印象は?」
長瀬「本当に歳が離れてるんですよね。今、麻由子ちゃん何歳だっけ?」
福田「14歳です」
長瀬「14歳!!ホントその差を聞いた時はビックリしましたね。普段麻由子ちゃんぐらいの女の子とは、話すことさえないので、最初は挨拶もちょっとぎごちなかったぐらいなんです(笑)。でも初対面の時から彼女の”魂”のようなものを感じていて、撮影に入るのが楽しみでした」
福田「私は初めてお会いした日がホン読みの日だったこともあって、第一印象はどちらかというと長瀬さんというより、もう勝人のイメージでした。もちろん役とご本人とは違うんですけど、でもどこか普段もリンクする部分がある気がします。撮影も、最初のシーンから順番に撮っていくようにスケジュールを組んでくださっていたので、物語の中で春海と勝人の距離感が近づいていくのと同じように、私と長瀬さんもちょっとずつ、普段も会話をするようになっていきました。だからかなあ、長瀬さんと話している時でも、勝人と向き合っているような感じがしてたんです。」
インタビュアー「どこに作品の魅力を感じましたか?」
長瀬「ドイツ版を見た時に、作り手の小さな仕掛けとか、こだわりがすごく効いている作品だなと感じたんです。自分も作品を作ってる時って、見ている人が気付かないぐらいの、細かいことばっかり考えているんですよ。目の前にあるコップに入っているコーヒーの量とか、タバコを持つ手の角度とか、タバコの短さとか、灰の長さとか(笑)。そういうのがすごく伝わってきたし、同じようなメッセージ性が今回の作品にもあったので、そこに惹かれました」
福田「私は、いつもお芝居をする時はあまり作りすぎず、役としてその世界を見て感じたものを大切にしたいんですが、この作品では、そういうお芝居ができると思いました。そこが私にとってはすごく魅力的だったし、長瀬さんとは、感じたままのセリフをキャッチボールすることが自然にできたので、そういう感覚や空気がうまく伝わってたらいいなと思います」
長瀬「彼女はすごく”空気”を大事にする役者さん。空気を作るのって多分役者として一番難しいことだと思うんですよ。いくらセリフがうまく言えて、動きが上手くできても、空気がダメだったら全部ダメになってしまうから。自分も普段スピリッツで演技をするほうなので、僕が最初に感じた”魂”ってそういうところだったんじゃないかな。・・・まぁ、彼女からしたら俺に近いとか言われるのはイヤかもしれないけど(笑)」
福田「そんなことないです(照)」
インタビュアー「勝人と春海の関係が、最初は父親と娘のようだったのが、旅を続けるうちに逆転して、春海が母親のような存在になっていきますが・・・」
長瀬「父親・・・、えっ母親!?そこまでいっちゃいますか(笑)」
福田「あはは。でも実際後半は監督からも”お母さんのような感じを出して”と言われてました。”私が長瀬さんのお母さん!?”って最初は悩みましたが、結局感じたそのままを出したらちゃんと伝わるんじゃないかなと思って演じました。なのでそこを見てもらえたら嬉(うれ)しいです」
長瀬「確かに、特にラストのほうは、女性だからこそ持っている母性とか、偉大さのようなものを春海に感じる部分がありますよね。ね?(と、横にいる福田に同意を求める)あっ俺今、間違えて「ね、お母さん」て言いそうになっちゃった(笑)」


福田麻由子(ふくだ・まゆこ)
1994年8月4日生まれ。東京都出身。
主な出演作はドラマ『女王の教室』(2005年)、
『白夜行』(2006年)、
『演歌の女王』『風林火山』(2007年)、
『古畑中学生』『霧の火』(2008年)など。
近年では映画『Little DJ 〜小さな恋の物語』(2007年)、
『L change the World』『犬と私の10の約束』(2008年)などでヒロイン役を務める。
確かな演技力と圧倒的な存在感で今後注目の女優。
待機作は映画『GOEMON』(5月1日公開)

長瀬智也(ながせ・ともや)
1978年11月7日生まれ。神奈川県出身。
1994年にTOKIOのボーカルとしてデビュー。TOKIOのメンバーとしての活動の傍(かたわ)ら、俳優としても活躍。
主な出演作は、
ドラマ『白線流し』(1996年)
『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)
『タイガー&ドラゴン』(2005年)
『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(2006年)
『歌姫』(2007年)
映画『ソウル』(2002年)
『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005年)
『ストレンヂア 無皇刃譚』(声の出演・2007年)など。

『ヘブンズ・ドア』
監督:マイケル・アリアス 
出演 長瀬智也、福田麻由子、長塚圭史、大倉孝二、
和田聰宏、黄川田将也、田中泯、三浦友和
2009年日本
アスミックエース配給
2月7日公開

【引用ここまで↑↑↑】
posted by mayuko at 11:02| 雑誌に出た福田さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月08日

週刊『SPA!』2009年2月10日号の福田麻由子インタビュー

 ■週刊『SPA(スパ)!』(扶桑社発行)2009年2月10日号の7ページに福田麻由子さんのインタビューが載っています。


【引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました)】

 「結局、自分以外のことは分からないから、感じたままに演じるだけです・・・」とはにかみつつ語る福田麻由子。今週末公開の映画『ヘブンズ・ドア』でも、その言葉に違(たが)わぬ瑞々しい演技を見せている。が、ここ半年で「演じる怖さを知った」と言う。
 福田「演じること以外に、どう見えているのかということも考えなきゃいけないって気づいて。そう、思ったら、『これでいいのか?』ということばかり考えてしまって。その怖さは・・・増殖中です」
 本作のメガホンを執(と)ったのは、マイケル・アリアス監督。前作『j鉄コン筋クリート』同様、絵作りにこだわった演出が彼女に影響を与えたようだが、福田自身、今、転機の中にあるよう。
 福田「今、”私・第2部”なんです。前の私は失敗を恐れて、挑戦や冒険を避けてました。それに、将来のために積み上げていくのも大事だけど、『じゃあ、今は何?』って思うようになったんです。やってみて何を感じるかを大事にしたいって思っています」
 しきりに口をついて出る「時間がもったいない」という言葉。まだ14歳。そんなに焦ることもないのでは?
 福田「このまま大人になっちゃダメだって気づいたんです。私の大人のイメージって・・・”諦(あきら)めている”なんですけど、諦めるって”受け入れる”というポジティブなことでもあるなって。何を諦めて何を諦めないかを、考えたり選んだりできるのが子供だと思うから、今はその選べるものを増やしたいんです」
 いろいろなことを諦め・・・もとい、受け入れてきた身からしたら、福田の前に広がる可能性はあまりにも眩(まぶ)しい。が、彼女がスクリーンで輝き続けることだけは間違いないと確信できるのだ。

 ”私・第2部”の挑戦としてやってみたのが、「授業を聞かないこと」。でも、「先生にも怒られて、それはちょっと間違っていたって反省しました」と笑う笑顔はやっぱり14歳。


福田麻由子(ふくだ・まゆこ)
女優
14歳
1994年東京都生まれ。
2000年にドラマデビュー。
以降、ドラマ『女王の教室』『白夜行』、
映画『日本沈没』『Little DJ〜小さな恋の物語』
『L change the World』
『犬と私の10の約束』などに出演。

初主演映画『ヘブンズ・ドア』が2月7日、渋谷シネマライズほかで公開。


【引用ここまで↑↑↑】
 
posted by mayuko at 11:26| 雑誌に出た福田さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月07日

『週刊文春』2009年2月12日号の福田麻由子インタビュー

■『週刊文春』2009年2月12日号の45ページに福田麻由子さんのインタビューが載っています。
【引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました)】

☆この人のスケジュール表☆
福田麻由子
初めての原宿に緊張

1997年ドイツで公開され日本でも大ヒットした映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』を原案として、『ヘブンズ・ドア』が公開される。長瀬智也さんと共に主演を務めるのは、デビュー以来豊かな表現力と確かな演技力で天才子役の名をほしいままにした福田麻由子さん(14)だ。
福田「今回は監督と面接をして役をいただいたんですが、台本を読んでいるうちに春海役にどんどん惹(ひ)かれていきました。撮影中も監督がその場の空気を大事にしながら私が春海として自然に演技できるようにしてくれたので、終わる頃にはもっと春海でいたいと思うようになりました」
 映画は余命幾ばくもない二人が病院を抜け出して海を目指すロードムービーだ。ほとんどの撮影がロケ。福田さんは東京生まれだが、意外にもこの映画の撮影で初めて原宿を訪れた。
福田「原宿は撮影初日だったし、一般の人がいる中で撮ったのですごく緊張しました。実は人ごみが苦手なんです。早く帰りたいって思っちゃう(笑)。普段は結構部屋にいて本を読んでいることが多いんですよ。最近は村上春樹さんや川上未映子さんが好きです」
女優として活躍を続ける福田さんだが、今年は高校受験を控える受験生でもある。
福田「今年はお仕事をセーブしたいですね。いろいろなことをやっていると気が散ってしまうんです。何かに集中するのが好きなので、今勉強を一生懸命やりたいです」


『ヘブンズ・ドア』
2月7日よりシネマライズ他にて全国ロードショー。
【引用ここまで↑↑↑】

posted by mayuko at 10:16| 雑誌に出た福田さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月05日

『Switch』2009年2月号の福田麻由子・マイケル・アリアス監督対談

■『Switch』2009年2月号の29〜30ページに、映画『ヘブンズ・ドア』のヒロイン福田麻由子さんとマイケル・アリアス監督の対談が載っています。

【引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました)】

司会者「最初に長瀬智也さんにお会いしたのは?」
マイケル・アリアス監督「実は今回の映画のお話をもらうまで、僕は長瀬智也という人をよく知らなかった(笑)。『真夜中の弥次さん喜多さん』と『池袋ウエストゲートパーク』を目にしたことはあったんですけど、街の中の広告とかでも顔を見ていたので、何をしている人っていう知識がなかったんですよ」
福田麻由子「私の場合はやっぱり知っているのが当たり前というか、最初にいつ知ったのかもよく分からなくて。自分の中ではTOKIOとしての長瀬さんの印象は強いかな。学校の友達とも、TOKIOの曲の話とかしていましたし、六年生の旅行のバスの中で、みんなで『宙船(そらふね)』を歌っていましたから」
マイケル・アリアス監督「やっぱり彼はそういう存在なんだね(笑)。僕は最初の顔合わせにプロデューサーの方々と助監督と三人で行ったんだけど、その中で長瀬君と初対面なのが僕一人だったんです。それもあって緊張しちゃって、作品やキャラの概念を一生懸命説明するんだけど、やっぱり緊張すると日本語がうまく話せなくなって、でも何か伝えなきゃっていう地獄のサイクルに陥っちゃって(笑)。でも長瀬君がすごく気遣ってリラックスさせてくれて、だんだんと言葉の流れが良くなっていったんです。でも後で聞いたら、彼は『監督の言ってたことはさっぱり理解できなかったけど、ともかく聞こうと思った』らしい(笑)。それからは彼と会うのが楽しみになっていって」
福田麻由子「初対面の日に、挨拶(あいさつ)をしてすぐ本読みに入ったんですけど、やっと本物の勝人(まさと)に出会えたというのが、第一印象でした。本読みとはいえ、初めて勝人がいて芝居ができることをすごく楽しみにしていたので。そういう意味では現場に入ってだんだんと長瀬さんが見えてきたといいう感じで」
司会者「現場で発見した長瀬智也とは?」
福田麻由子「やっぱり監督と一緒で、話しやすい場を作ってくれるところです。14歳のチビッコと『何か話さなきゃ』みたいなぎこちなさは本当に最初だけで、あとはとても安心させていただきました」
マイケル・アリアス監督「常に人の自然体を見ているような雰囲気があるよね。相手によって話し方を選んでない感じもいい。今回はあまりリハーサルを組まずに、撮ってる間に二人がどう仲良くなっていくかとか、ちょっとした変化もリアルに写ったらいいなと思って。撮影もなるべく順撮りでやってね」
福田麻由子「アドリブも多かったんですけど、長瀬さん、最初のあたりは多分ワザと助け舟を出さなかったんです。とても焦(あせ)りましたけど、そこから考えることが増えていったことで、すごく成長させてもらった気がしているんです。私は技術もまだまだで、どの現場にいっても大抵最年少で、それはもちろん仕方のないことなんですけれど、長瀬さんは”子供だから”っていう気遣いや手加減は一切なく、一人の共演者として対等に接してくれました。ほんとうに嬉(うれ)しかったです」
マイケル・アリアス監督「撮影は本当に二人のセッションだったと思うよ。僕は生きた役者さんとの仕事がまだ慣れてないから、正直、画作りに気が入っていた分、役者さんのケアができていなかったなって、撮り終えてすごく反省していたんですけど、長瀬君と麻由子ちゃんはちゃんとコミュニケーションを取っていて、常にキャラの軸に沿って芝居をしてくれた、助けてもらったと思っています」
司会者「長瀬智也は俳優・長瀬智也を「めんどくせえ役者」と評していて、同じ様に監督を「似たもの同士」、福田さんを「立派な女優さん」と評しています」
福田麻由子「本当ですか?」
マイケル・アリアス監督「僕もどっちもそう思うよ。現場での彼との会話は『分かるよね?』で話が切り上がることが多かった。男同士でシンクロできる人に会うと、会話って少なくなるでしょう?」
司会者「それと同様に勝人と春海の間を流れる”空気感”こそが、この映画では重要なキーとなっていると思うんですが」
マイケル・アリアス監督「その通りです。説明が少ない分ツッコミどころも満載だし、もしかしたらすごく冷めた目で観られてしまう映画かも知れない。子供が積み木や砂場でお城を作る時って、無言になるじゃないですか?その中で、相手を認めたり、相手に超えられたり、相手に与えたりする。これはそういう映画として撮ったつもりです。長瀬君は音楽でそういう経験をたくさんしている。そこに麻由子ちゃんは飛び込んでくれた。すごい女優さんだと思うよ」
司会者「実際女優が福田さんであるか、ないかで映画の着地点は相当違った気がします」
福田麻由子「そんなこと・・・でも私は理解できるかどうかは分からなかったし、特に『空気を大事にしよう』なんて会話も全然なかったんですけど、それでもこの空気には絶対飛び込んでみたいと思いました。決められたお芝居をしっかりやるというのも、楽しさの一つで、とても重要なことなんですけど、会話はないけどやり取りは確かにあって、現場でどう変わるか分からない、感じたままにやってみるっていうお芝居に一度飛び込んでみたいとずっと思っていたんです。で、飛び込んでみたら、もうとっても楽しかった(笑)」
司会者「長瀬智也との出会いをそれぞれ総括してもらうと、どんな結論になりますか」
マイケル・アリアス監督「『ヘブンズ・ドア』がきっかけで、すごくいい相棒と出会うことができました。今はもう心の友だと思っています。後で思ったんだけど、『池袋』のマコトが30歳くらいに成長すると、ひょっとしたら勝人みたいな大人になっていたかもしれないなって。だからこれから彼が役者としてどう成長していくかが楽しみだし、僕はこの先の長瀬君がいろんな現場に入っていろんなお芝居をする時も、彼の中には確実に『ヘブンズ・ドア』のDNAが息づいていると思う」
福田麻由子「みんなで一つの作品を作ってるっていう、当たり前なんだけど大切な実感を、心から感じた作品でした。長瀬さんは私と初めて本当に向き合ってくれた役者さんでした。一緒にお芝居させていただいたことで、『ああ、やっぱり芝居って楽しいな』って思うことができました」


『ヘブンズ・ドア』
監督・マイケル・アリアス 
脚本・大森美香 
原案・映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』
出演:長瀬智也、福田麻由子、長塚圭史、大倉孝二、
和田聰宏、黄川田将也、田中泯、三浦友和

★2月7日よりシネマライズ、シネカノン有楽町、
新宿ジョイシネマ、新宿バルト9、池袋HUMAXシネマほか全国公開

【引用ここまで↑↑↑】

ところで、『SWITCH』とはどんな雑誌かを、
『雑誌新聞総かたろぐ』2008年版(メディア・リサーチ・センター発行)で調べたところ、
【引用ここから↓↓↓】
1985年6月25日創刊 
月刊 
A4変型判 
160ページ 
毎月20日発売
735円
音楽、映画、アートといった様々なジャンルの表現者を取り上げ、
彼らの考えや生き方を通して「今」を読み解くことを心がけるインタビュー誌。
高いクオリティのビジュアルとしっかりした文章を心掛ける
【引用ここまで↑↑↑】
と書いてありました。
posted by mayuko at 15:03| 雑誌に出た福田さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月03日

『装苑』2009年3月号の福田麻由子インタビュー

■女性ファッション誌『装苑(そうえん)』2009年3月号の133ページに映画『ヘブンズ・ドア』で共演した長瀬智也さんと福田麻由子さんのインタビューが載っています。

ファッション誌だけあって、映画の場面の写真だけでなく、福田さんがファッションモデルとなってデザイナーの服を着た写真も2枚掲載してあります。服の値段とデザイナーの名前(取扱店の名前?)も添えてあります。

「アンバランスに施されたレースのモチーフが特徴のAラインワンピース 7万9800円スナオクワハラ(エイネット)」とか、
「花柄刺繍入りのニットコート1万4490円 リアルファーのブーツ3万1290円HUG ハイネックのニット1万5750円アンティパスト 花柄のワンピース3万3600円オットメモリー(共にウサギプトゥワ)」などと写真の下に書いてあります。


【インタビューの引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました)】
 ドラマ、映画界をにぎわす二人の役者長瀬智也と福田麻由子がマイケル・アリアス監督の映画『ヘブンズ・ドア』で共演。恋人でもなく、兄弟でもない、でも互いを引きつける絶妙な間柄を演じ、繰り広げられるロード・ムービー。


主演したTVドラマは軒並みヒット作となり、その作品群の評価もアクターとしての評価も非常に高い長瀬智也だが、映画に主演するのは今回の『ヘブンズ・ドア』が4年ぶりの3作目。その数の少なさがちょっと意外に思えるのは、それだけワン・アンド・オンリーの存在感を持ったアクターとしてこれまで強いインパクトを多くの人々に与えてきたからだろう。一方、今回長瀬の相手役となるのは4歳の時からTVドラマを中心に活躍し、最近では『L change the World』『犬と私の10の約束』など映画でのヒロイン役も続いている、現在14歳の福田麻由子。14歳とは思えない大人びた表情とあどけなさを合わせ持った、今や若手の中ではダントツの実力派だ。
 実は今作『ヘブンズ・ドア』には原案となっている映画(1997年のドイツ映画『ノッキン・ヘブンズ・ドア』)があって、その作品の主人公は男二人だったが、今回は長瀬と福田が演じる「男と少女」の二人の主人公が、物語に新たな息を吹き込んでいる。
長瀬「これまで全く別の世界で生きてきた人間同士が、同じ運命を与えられたことで、どういう気持ちになっていって、どういうふうに気持ちを伝えあっていくかを描いた物語で。何もかも違う二人なんだけど、《今生きてる》っていう事実は一緒で、そこからいろんな深いことを考えさせてくれる。原案となった『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』も大好きな作品だったんですけど、その本質の部分は残しつつ、またそれとは違った良さを持った作品になったと思います」
福田「今作の主人公二人は、友達でもなくて、恋人でもなくて、そこにどういう関係かっていう名前をつけるのが難しい関係で。でも、表面的なところじゃなくて、人と人が生身で本当に向き合ってる、その向き合い方が素敵なんですよね。本来、人を好きになること、友情や恋愛の全ての元になってるのは、こういう感情なんじゃないかなと思います」
 行き当たりばったりで生きてきた子供っぽい「男」と全てを達観したような大人っぽい「少女」。そんな作品の中でのイメージそのままに、今回の取材の現場でもにこやかに語り合う二人。現在の福田と同じように、ミドルティーンの頃には既にこの世界で活動していた長瀬だが、映画の撮影現場での福田の落ち着きっぷりは大きな驚きだったという。
長瀬「最初に会った時は衝撃でしたね。俺、このくらいの歳の時、こんなにしっかりしてたかなって(笑)。でも、年上だからとか、年下だからとかは関係なく、やっぱり女性ってどこか男性より大人っぽいところがあると思うんですよ。そういう意味で、福田さんはすごく女性的だと思う」
福田「いつも親から『どうしてもっと女の子らしくできないんだ』って言われてるんですけどね(笑)。でも、確かに学校に行くと、同年代の男の子よりは、女の子の方が大人っぽいとは思いますね」
 そんな「男と少女」が生と死の運命に翻弄されながら逃避行をしていく本格的なロードムービー『ヘブンズ・ドア』。特に映画マニアにとっては、映画史の中で数々の傑作が作られてきたロードムービーというジャンルは特別な意味を持っているが、長瀬にとってもロードムービーは自分にとって「演じる」ことの本質が宿っているものだという。
長瀬「ロードムービーって、言葉じゃないんですよ。その人のリアルな生き様の中で何かを伝えるっていう。みんなと同じところに立って同じように生きている人間の一人として何かを表現するものだから。まるで壇上に立って声高に何かを主張するような表現よりも、僕はそういう表現の方に説得力があると思うし、自分がカメラの前に立って誰かを演じる時にいつも大事にしていることも、そういう言葉にはできない何かなんですよね」

FUKUDA MAYUKO
福田麻由子
1994年東京都出身。
ドラマを中心に女優として活動し、
2004年には映画『下妻物語』でスクリーンデビューを果たした。
その後、『同じ月を見ている』、『日本沈没』などの作品に出演。
また、『Little DJ〜小さな恋の物語』、
『L change the World』、
『犬と私の10の約束』と立て続けにヒロイン役を演じ、
その確かな演技が高く評価されている。

NAGASE TOMOYA
長瀬智也
1978年神奈川県出身。
1994年にTOKIOのボーカルとしてデビュー。
多くのヒット曲をリリースし、
最近では『宙船(そらふね)』が大ヒットとなった。
また、役者としての評価も高く、
1996年のドラマ『白線流し』で初主演を務めてから、
『池袋ウエストゲートパーク』、『タイガー&ドラゴン』、
『歌姫』などの連続ドラマが続き、
映画でも2002年『ソウル』、
2005年『真夜中の弥次さん喜多さん』で好演。
主演映画は3作目となる。

『ヘブンズ・ドア』
好き勝手に生きてきた無職の勝人と幼い頃から病院暮らしの春海。
余命わずかと宣告された二人が病院を抜け出し海を目指すというロードムービー。
残された人生を全力で駆ける男と少女が描かれる。

 マイケル・アリアス監督。
長瀬智也、福田麻由子、長塚圭史、大倉孝二、
和田聰宏、黄川田将也、田中泯、三浦友和ほか出演。
2月7日より、東京渋谷の「シネマライズ」ほかにて全国公開予定、
アスミックエース配給。
posted by mayuko at 18:24| 雑誌に出た福田さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

『GyaO Magazine』2009年2月号の福田麻由子インタビュー(3本立て)

■表紙に「女の子のための総合エンタメ情報誌」と書いてある『GyaO Magazine(ギャオ・マガジン)』の2009年2月号には福田麻由子さんのインタビューが3本掲載されています。
 映画『ヘブンズ・ドア』撮影のの話(61ページ)、
村上春樹『海辺のカフカ』(新潮社)を読んだ感想(101ページ)、
海外旅行の体験談(65ページ)です。

 福田麻由子インタビュー(1本目)
【引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました)】
インタビュアー「今作で演じた<春海>は、余命わずかという設定。最初はどんなふうに役柄に入っていきました?」
福田「余命わずかだからといって、特別に考えることはなかったです。役が自分の中で固まった後は、”今度はこんな動きをしてみようかな”って現場で考えることはあるんですが、いつも最初は台本を読んだり芝居をしているうちに自然に役に入っていく感じなんです。」
インタビュアー「演じ終わってからは?」
福田「考えることがすごくありました。春海(はるみ)って、幼い頃からずっと病院と言う自由のない世界で生きてて、でもだからこそ、”その中で生きてやろう!”っていうパワーがあると思うんです。今の私は別に余命わずかでもないし、自由もある。だけど・・・逆に自由だからこそ一歩踏み出したり、新しいものにチャレンジしたりする勇気がないのかもなって。ついつい”明日やろう”って思っちゃったり(笑)。春海を演じて”自由ってなんだろう?”って、すごく考えさせられました。」
インタビュアー「W主演の長瀬さんの印象は?」
福田「長瀬さんのことは、テレビや映画でよく観ていたんですけど、もうそのままの方でした。裏表がないとういか、誰に対しても同じように向き合っていて、だから私もとても話しやすかったんだと思います。撮影の待ち時間に、私が昨日お母さんと喧嘩(けんか)した話とか(笑)、家族の話をよくしていたんですけど、”そういう話を聞くのが楽しい。聞くとなんかほっとする”って言ってたのが印象的でした」
インタビュアー「劇中の春海は、残された時間をめいっぱい楽しんでいるように感じられましたけど、今の福田さんにとって一番楽しいことって、どんなことですか?」
福田「やっぱり友達と話すことですね。学校で話すのも楽しいけど、静かな公園とかでホントに仲のいい友達と話してるのが一番楽しいです。」
インタビュアー「じゃあ、”私、いま生きてるな!”って実感する瞬間は?」
福田「うーん、生きてるなって感じるのは・・・芝居をし終わった瞬間。すごく不思議な気持ちになるんです。もっと単純に楽しいことはたくさんあるし、芝居をすることは自分にとってとても怖(こわ)いことなんですけど・・・」
インタビュアー「でも芝居をしてなかったら、生きている実感がなかった?」
福田「音楽とか本とか、趣味として好きなものはたくさんあるんですけどね。芝居はそれとは別の種類の”好き”で、自分が執着していることだと思います」
インタビュアー「もし自分が春海みたいに余命わずかだとしたら、最後に何をしたい?」
福田「前に一回だけ舞台をやらせていただいたことがあるんですけど、それがすごく大きな経験だったんです。だからもう一回舞台に立ってみたいです。やりたいといっても実際は難しそうですけど(笑)」
インタビュアー「『ヘブンズ・ドア』に出演したことで自分自身に変化はありました?」
福田「”今”が大事だなって思うようになりました。以前は”将来のため”とか少し考えて行動していたかもしれません。今は”あとはどうなってもいいから、今を大切にやりたいことをやろう”って気持ちも大事だと思うようになって。今作を通じて、そういう勇気が持てるようになりました」


PROFILE 
ふくだまゆこ
1994年8月4日東京都生まれ。
ドラマ『女王の教室』『白夜行』など多数に出演。
近年は映画『Little DJ〜小さな恋の物語』『L change the World』『犬と私の10の約束』などでヒロインを務めた。
5月1日公開の紀里谷和明監督の話題作『GOEMON』にも出演している。


余命わずかの勝人(長瀬)と春海(福田)が、憧れの海を目指して激しい逃避行を繰り広げる本作。劇中では、スリリングなカーチェイスが随所で展開されてるけど、実際の撮影は物語の中身以上にスリリングだったとか!?
福田「撮影中に、私たちが乗っている車を牽引(けんいん)していた金具が外れたんですよ。私も長瀬さんも”えー!!”って感じで(笑)。あんまりスピードが出てなかったからよかったですけど、高速道路を走るシーンで起こってたら間違いなく大事故になってましたね」
いくら余命わずかの役柄だからって、ホントに事故に遭(あ)っちゃったらシャレにならないですよ。

監督 マイケル・アリアス 
出演 長瀬智也 福田麻由子 長塚圭史 大倉孝二 
田中泯 三浦友和 
アスミックエース配給 
2月7日、シネマライズほか全国ロードショー
【引用ここまで↑↑↑】


 福田麻由子インタビュー(2本目)
【引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました)】
イチオシ! 私のこの一冊 
今月のレコメンダー 福田麻由子ちゃん
本が大好きだという福田麻由子ちゃんが、最近読んで衝撃を受けた小説とは?
考えさせられる深いテーマの本を読んで、日々いろいろと考えているようです!

福田「私、本を読んでる時が一番自分らしいなと思える時間なんです。最近は毎日本を読んでますね」
インタビュアー「どんな本を読んでるんですか?」
福田「最近読んで一番衝撃的だったのが村上春樹さんの『海辺のカフカ』。もうすごい衝撃的で!しかも、主人公の男の子が15歳で私が14歳だから”本当に今、読めて良かったなぁ”って思うんです」
インタビュアー「どこが良かったの?」
福田「私にとって本を読むことは”感情を読みたい”というか、感情を感じたいから読んでるところが強かったんです。だけど『海辺のカフカ』は純粋に言葉自体にも魅力を感じて。あと、戦争ってことについても考えさせられました。私はこれまで戦争について深く考えたことはなかったし、”戦争=ただ悪いこと”ってイメージで。でも、この本を読むと時代の動乱の中で人々が突き進んだ、巻き込まれた結果だったんじゃないかと・・・。いろんなことを考える機会を与えてもらいました」
インタビュアー「他にはどんな本を読んでるの?」
福田「『海辺のカフカ』を読んでからは、世の中の負の部分ってものをもっと知りたくて・・・まだそんなに読んだわけじゃないんですけど、村上春樹さんの本をよく読むようになりました」
インタビュアー「考えさせられることの多い、重めの本を読んでるんですね。」
福田「うーん、戦争っていうものについて、ついつい考え込んじゃって・・・」
インタビュアー「そういう話はなかなか友達とは話せないでしょう」
福田「話せないですね(笑)。でも父とは話したりしますよ。話せないですね(笑)。でも父とは話したりしますよ。本を読んで、いろいろ考えて分からなくなって、それをまた父と話して・・・本を読むことで、父と話すことも大切な時間になりました」


『海辺のカフカ』
 作・村上春樹
(上)740円
(下)780円
 新潮文庫

 15歳になった「僕」は夜行バスに乗り旅に出た。世界で一番タフな15歳の少年になりたいと思っていた・・・2002年に刊行され、アメリカやイギリスでもベストセラーになった村上春樹の長編小説。旅の途中でさまざまな出会いを繰り広げる「僕」の話と平行して、60年前に起きた戦争中の事件に関する話も展開される
【引用ここまで↑↑↑】


 福田麻由子インタビュー(3本目)
【引用ここから↓↓↓(福田さんの発言は太字にしました)】  
 タレントさんに、現地での体験談や、海外で得たもの、そしてこれから行ってみたい国のお話を聞いてきました!参考になるコメントが盛りだくさん。ぜひ参考にしてみてね
福田麻由子「タイに行った時、ホテルでルームサービスを取ったんです。『英語なら通じるし、メニューの番号を言えばいいよ』って言われて電話したら、私が『4(フォー)』とか言っても全然通じなくて(笑)。結局ホテルのお兄さんが、部屋まで聞きにきてくれましたね(笑)」
【引用ここまで↑↑↑】
posted by mayuko at 12:56| 雑誌に出た福田さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。